《東方神起の専属契約をめぐる問題で対立しているSMエンターテインメントとJYJの裁判。7月19日午前10時にソウル中央地方裁判所で判決が出る予定だったが、再び和解へ向けて両者が調停に臨むことが分かった》

韓国紙『朝鮮日報』が19日付で、ユンホ(26)とチャンミン(24)の東方神起とジェジュン(26)、ジュンス(25)、ユチョン(26)のJYJの3人が和解のテーブルに着くことを報じた。

 JYJの3人が前所属事務所のSM社に訴訟を起こしたのは09年7月のこと。泥仕合の訴訟合戦が丸3年続いているなか、8月10日に予定されている調停では、和解を望むファンの期待の声に応えられる状況になるのだろうか。

 韓国の弁護士資格を持ち、日本で活動するパク・インドン弁護士はこう見る。
「裁判で解決の見通しが立ちそうにない場合、両者が和解案を提示して話し合います。このとき、両者が同意すれば、和解が成立します。今回“和解へ向けて”ということは、両者が譲歩していると言えますね。金銭的な解決策もあると思います」

それにしても、このタイミングで和解に向けた動きが出てきた理由は何なのか――。
「お互い、裁判はもうやめたいというのが本音なんです。東方神起もJYJもこれ以上、係争を長引かせイメージダウンさせたくはないのです。特に早期決着を望んでいるのは、裁判ゆえ、韓国でも日本でも活動が事実上、制限されているJYJのほうでしょう
(韓国の音楽関係者)

これまで6回の調停は不成立。今回の調停で、すんなり解決となるのだろうか。
「JYJは、厳しい条件を受け入れてでも『今度こそ和解したい』と、覚悟を決めているようです。なんらかの和解が成立すれば、音楽番組などで5人揃って同じステージに立つ可能性もあると思います。韓国の放送局側は、まさに2組の共演を望んでいますから・・・
(前出の音楽関係者)

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