28日、都内で、映画『旅の贈りもの 明日へ』の完成披露会が行われ、歌手の前川清(64)、女優の山田優(28)らが出席した。

本作は、離婚し独身のまま大手ゼネコン会社で定年を迎えた前川演じる仁科孝祐が、42年前に文通していた初恋の人を捜すために思い出の地・福井へと旅立つロードムービー。

劇中では結婚を控える女性という役どころを演じた山田は「3月に結婚したばかりで撮影が始まった。だからお父さんに伝えるときとか自分の感情と照らし合わせて、自然と役に入り込めました。いい時期に撮影ができてよかった」と笑顔で振り返った。

また、そば屋で夫の小栗旬(29)とケンカしていたと女性週刊誌に報じられたことについては「ケンカ、してないですよ。話していただけです」と笑顔で否定。「残念ながらネタがなかったのかな」と余裕の表情でかわした。人生の忘れものをさがす旅がテーマの本作で、山田は「すみません。忘れ物はないです」と満面の笑みで答えるなど幸せぶりを強調していた。また、映画初主演の前川は「役者さんは1人の世界でつらいんだな、と。歌い手でよかった」と笑わせ、伊集院静氏が作詞し、自身が歌う主題歌『春の旅人』をPRしていた。(撮影:河崎文雄)

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