30日、都内で、映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の完成披露会が行われ、主演を務めた、お笑いコンビ『チュートリアル』の徳井義実(37)、林遣都(21)が出席した。
元不良たちの暴走と悲哀を描いた田中宏原作の人気コミックを映画化。30歳をすぎて社会の理不尽さに耐え忍ぶ日々を送っていた伝説のワルガキらによる絆の物語。
徳井にとっては初主演、初のアクション、初の肉体改造、初の父親役と初もの尽くしとなった作品。徳井は「演者、スタッフが熱く熱く作った映画です。ものすごいバイオレンスシーンもありますが、もちろんその中にどうしようもない切なさがあって、絆が描かれている。損はさせない映画です」と自信をみせた。
また、現場では得意の下ネタで友好を深めたようで徳井扮する鉄の息子役を演じた林は、「僕は徳井さんの生の下ネタを聞けるのを楽しみにしていた。盗み聞きしたら、異次元の内容だった!」と語り、会場の笑いを誘っていた。また、林は徳井との初対面の印象を「アクションの練習の場で初めて会ったら、オヤジくさい、汗だくのちょっと太っていて哀愁漂う感じでイメージにぴったりだった」とぶっちゃけて、会場は爆笑に包まれた。(撮影:柴田悟)