3日、都内で、米3Dアニメ映画『ロラックスおじさんの秘密の種』の日本吹き替え版完成報告会が行われ、タレントの志村けん(62)、歌手のトータス松本(45)らが出席した。

同作は、人工の街に住む少年が、本物の木を手に入れるため、街の外の荒廃した世界へ出る冒険物語。最新3D映像と愛くるしいキャラクターが満載で、3月に全米で公開され大ヒットとなった作品。

主人公・ロラックスおじさん役の声を務めた志村は、「どうも、あたしがロラックスおじさんです」と、コントキャラ『変なおじさん』風にあいさつし会場を沸かせた。アニメ声優は初挑戦ながら、収録ではアドリブも連発。「このおじさんは、すごくいいおじさんでね。普段やってる下関係のシーンは一切なくて、寂しかったですね」と笑わせた。また「近眼と老眼両方あるので、台本も読めないし、画面も見えないし…で大変でした」と苦労も語った。

志村と同じく初声優となったトータスは「志村さんの声が入っている状態でアテレコした。笑いを抑えるのが大変でした」と裏話を披露。志村も「登場するシーンの台本に、カッコ書きで『アドリブ』と書いてあった」と収録秘話を明かしていた。(撮影:江口明裕)

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