女性自身がデビュー間もないタッキー&翼を撮り下ろしたのは、10年前。そう、彼らは2012年9月でデビュー10周年を迎えるのだ。
個人として数々のドラマや舞台で活躍し、ソロコンサートも行う滝沢秀明(30)。滝沢にとってタッキー&翼とはどんな存在なのだろう。
「うーん、なんというか”タッキー&翼”って人ですよね。ソロのときは滝沢秀明で、タッキー&翼のときは”タッキー”になるんですよ。(タッキーを)やめたくなったこと?それはないですね。夫婦もそうだと思うんですけど、やめようぜって言ったら終わってしまうので、その気持ちになる前にできることを考えて、とにかく解決する方向に動きます。まあ、そこまでもめることはないんですけど」(タッキー)
一方の今井翼(30)といえば情熱のダンス。スペインへのフラメンコ留学も果たし、マイケル・ジャクソンやレディー・ガガの振付も手掛けるトラヴィス・ペイン氏とコラボした舞台『PLAYZONE』でも、俊敏で華麗な踊りを魅せる。その半面、2人のライブでは「滝沢に抱かれてもいい」と熱烈発言をしてしまうようなお茶目な部分も持ち合わせている。
「あれは、リップサービスですけどね(笑)。CDデビューから10年ですが、滝沢との付き合いは17年。家族みたいな存在です。楽しいことも、大変なことも乗り越えてきました。今ではお互いに刺激し合い、自然にいい距離間を作れる関係。滝沢とだから、ここまでやってこられたんだと思います」(翼)
踊りに関しては、スペインで経験したことを舞台で表現できる喜びがあるという翼。12月には『バーン・ザ・フロア』の舞台にゲスト出演することも決まっている。少年から大人の男へと変貌を遂げた2人。最後に、結婚観や今後の活動を聞いてみた。
「結婚ですか?一生ないかもしれませんが(笑)。理想の女性は不器用だけど一生懸命頑張っている人かな。これは男女問わずですね。一生懸命やっている人には、俺も負けられない、という思いがあるし、不器用な人って人間らしくていいじゃないですか」(翼)
「次の10年は常にファンキーでいたい。自分たちで自分の枠を決めず、安定を求めず、ハングリー精神をもっていたいなと思います」(タッキー)