20日、落語家の初代林家三平さんの三十三回忌法要が都内で営まれ、息子の2代目林家三平(41)らが列席した。

初代三平さんの法要には落語界、芸能界から関係者含めて約850人が参列。初代三平さんが好きだった詩と歌も紹介され、司会を務めたみのもんた(68)がサトウハチロー氏の詩を朗読し、次女で歌手の泰葉(51)は、父に贈る歌として『ピアノ・ダディ』を歌った。

開会の辞のあいさつに立った2代目三平は、母の海老名香葉子さん(78)が今月8日に胆のう結石で入院し、12日に手術したことを報告。「母はベッドで『胆のう結石だけに、法要を欠席になるかも』と語っていましたが来ました。病み上がりですが言葉は達者です」と笑わせた。家族での写真撮影の際、香葉子さんはイスに座っていたものの、元気な様子だった。

三平は、2009年3月に2代目を襲名。「父が旅立って32年。三十三回忌でございます。ただ、父は亡くなったとは思っていません。皆さんに愛された不死身の男です、父は皆さんの心の中に生き続けています。そんな父を誇りに思います」と父の遺影を見上げながら「そんな昭和の怪物の背中を追って、一門、追いつこうと心がけていきます」と語った。(撮影:小山伸正)

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