3日、都内で、BSプレミアムドラマ『そこをなんとか』の試写会が行われ、女優の本仮屋ユイカ(25)と歌舞伎俳優の市川猿之助(36)が出席した。
本ドラマは、元キャバ嬢の新人弁護士が金もうけを一番に考えながらも、実際にはお金にならない事件の弁護を引き受け、毎度失敗を重ねながら一人前の弁護士へと成長していく姿を描いた作品。
主演の本仮屋は「演じている時点で十分に手応えは感じていましたが、第1回目を初めて見せてもらったとき、それ以上に面白くてびっくりしました」と自信をのぞかせた。また、初共演となる市川について「ご自身にぐっと引き寄せて、落ち着いて自分の玉を投げるというのがすごい素敵で、空気の使い方や間の取り方が勉強になった。『(王様の)ブランチ』で緊張したら、『猿之助さんならこうするかな』と思ってやっています」と明かした。
本仮屋から絶賛された市川は「なんてことはない。セリフを思い出している間です」と照れ笑い。本仮屋については、監督のリクエストにもちゃんと応えたり、スタッフにも気を遣ってね、主役としての軍配ができる方」とこちらも絶賛していた。(撮影:小山伸正)