「周りで妊娠した人から『木村さんって知ってる?』と言われ存在を知りました。携帯電話の待受け画面にしていたのですが、そしたら3カ月後に子どもを授かったんです!」と語るのは木下優樹菜(24)。
木下といえば、’10年8月にお笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史(41)と結婚。その1年半後の’12年2月に妊娠4カ月であることを発表し、8月に女児を出産した。
その陰に、『木村さん』の御利益があったというのだ。出産ラッシュに沸いた今年の芸能界。木下だけでなく、多くの芸能人の間でこの『木村さん』が話題になっているという。いったい何者なのか。木村さんを紹介するサイト運営者はこう語る。
「約10年前、木村さんという方が中国の深センに住んでいたとき、ある民芸店にあった泥人形を日本に持ち帰り友人にプレゼントしたそうです。すると、その友人がオメデタ。さらにその友人が周りで不妊に悩む友人に見せたところ、なんと8組中7組が半年以内に妊娠したそうです。この人形を『木村さんからもらったやつ』と呼んでるうちに、『木村さん』と言われるようになったそうです」
現在、当の木村さんがどこにいるかは確認できないが、インターネット上で『木村さん』の御利益は口コミで広がっているという。サイト運営者はこう続ける。
「私は、4年前に知人から『木村さん』の話を聞きました。周りにも不妊に悩む女性がたくさんいました。男性にはわからないと思いますが、女性にとっては大きな悩みですからね。もともと口コミ報告の派生サイトがありましたが、同じ悩みを抱える方にもっと知っていただこうと思いサイトを立ち上げたところ、多くの方から出産報告をいただけるようになりました。『木村さん』を身の回りに置くことで、妊娠への思いが強くなり、その思いがカタチになることを切に願っています」