「何の取りえもないただの男が、がむしゃらに頑張っていくと、人の考え方や人生をも変えてしまったりする。でも、それはドラマの中だけでなく、日常にもきっとあると思います」
そう語るのは、俳優の生田斗真(28)。10月23日から放送されるドラマ『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』(フジテレビ系・10月23日火曜午後9時~)で突然の派遣切りにあい、高知・四万十で「地域おこし協力隊」として働きながら自分の居場所を見つけていく青年を演じている。
3年半ぶりの連ドラ主演となる今作品。撮影では2週間、四万十に滞在、地元の人とも触れ合ったという。
「景色がすごくきれい。そこでしか味わえない、新鮮なビリ鰹もすごく美味しいし、栗焼酎がまたうまい。居酒屋のおじちゃんたちとも仲良しになって、『来たか、斗真ちゃん』って迎えてくてるようになりました(笑)。人も温かいんです」
真木よう子、桐谷健太ら主要キャスト7人は同級生のような仲のよさだ。
「ボクの28歳の誕生日をみんな揃って祝ってくれて、本当に嬉しかった。こんなに楽しい誕生日は何年ぶりだろう、って思うくらいに」
1話では、弟役でフジテレビアナウンサーの実弟・竜聖とも共演しているが……。
「緊張しながら、一生懸命演技していまいたね(笑)。現場でスタッフの方々に『兄がお世話になっております』と挨拶している姿を見て、いつの間にこんなに大人になったんだろう、と……」