妊娠治療生活から本誌が取材し続けてきた東尾理子(36)の出産が近づいている。予定日は11月7日。出産前に予定されていた仕事はほぼ終了、事実上産休に入った東尾が、出産を目前に控えた現在の心境を語ってくれた。

「臨月に入って、この1週間くらいでしょうか。急に母親になる自覚が出てきました。リタ君(赤ちゃんの呼び名)は今、おなかの中ですごく動いていますよ。しゃっくりをすると背中がどっち側ににあるのかもわかります。手足がどこにあるのかもわかります。かたくなったり、やわらかくなったりして、足がおなかから飛び出してくる。まるでエイリアンみたいです(笑)」

音にも反応するようになった赤ちゃんは、夫・石田純一(58)と電話をしているときによく動くという。体重は妊娠前より9キロ増。

「赤ちゃん込みで8キロまでと言われているから、ちょっとオーバーかな?それでも、血圧も血糖値も上がってなくてホッとしました。最初はつわりで大変でしたが、妊娠期間は振り返るとあっという間でした。生まれてきた子どもには、体外受精だったということは伝えますが、治療が大変だったということは言わないつもりです。恩着せがましくなりたくないんです」

気にまるのは、出産後の赤ちゃんとの生活。彼女が描く母親像は?

「子どもの意見を尊重できる母親になりたいですね。子どものペースでいっぱい間違える時間を与えて、自分で考える力をつけさせたい。だから我慢しようと、自分に言い聞かせてます。じれったくなって、すぐに手を出してしまうでしょうが、そこを我慢です」

出産後の仕事は?

「私の性格上、いつも何かをやっていたいので、多分仕事はすると思います。でも、考えが変わることもあるでしょう。仕事をしたくないくらい子育てしたいと思ったら、子育て中心でいい。専業主婦も楽しかったらそうなるかもしれません」

彼女自身、習い事に関しては親からたくさんの選択肢をもらったという。何かをするよう言われたことはなく自由に育てられた。「だから私も自由にのびのびと、育てていきたいんです」

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