29日、東京・青山劇場で女優・和央ようか(44)主演の舞台『ディートリッヒ』が初日を迎えた。物語は20世紀に実在した女優、マレーネ・ディートリッヒの英姿を描いたもの。2010年にも和央が主演で上演され高い評価を受けた。今作はそのときの再演だが、脚本、演出、出演者、楽曲が一新。
和央は、「脚本の吉川さんのもと、本当に一丸となってお稽古に励んできました。そうしたキャストの団結力も一緒に感じていただける作品になっていると思います。ディートリッヒはかっこいい女性。私も演じながら強くなれました」と胸を張った。
また、ディートリッヒの親友で歌手のエディット・ピアフを演じた女優・荻野目慶子(48)は「ピアフは、私が20代のころ、生きることに息づまったときに『生きる勇気』を与えてくれた恩人。演じられることに感謝しながら、全身全霊で演じたい」と役柄への思いを話した。
ディートリッヒの娘・マリア役を演じた新垣里沙(24)。新垣は今作がモーニング娘。卒業後の初ミュージカルとなった。「ソロになって初のミュージカル。ドキドキしていますが、歌もあるし素敵なマリアをお届けします!」と意気込んだ。