「男性陣は多くの主要キャストが来ていましたが、主要な女優さんで駆けつけたのは、和久井映見さんと武井咲さんぐらい。松田聖子さんや深田恭子さんなど、多くの共演女優たちが不在で、華に欠ける打ち上げになってしまいました」(参加したスタッフ)
10月26日に、大河ドラマ『平清盛』の打ち上げが都内のホテルで開かれた。会場には主役の松山ケンイチ(27)や中井貴一(51)ら共演者たちが顔を揃えた。だが出席した女性キャストはごく一部だったようだ。
ロンドン五輪など、裏番組が強かった時期も多く、10月21日の放送では、関東地区で7.5%と歴代最低の視聴率記録を更新してしまった『平清盛』。打ち上げ会場で壇上に上がった松ケンは、出席者を前にこう語り始めた。
「ニュースで大河ドラマが平清盛に決まったことを知り、すぐにマネージャーに電話をしました。何の役でもいいから出たいんだって言うと、そのあと主役だと聞いて……。まさか主役だと思わなかったので、尊敬する中井貴一さんに電話しました」
主役を演じるという重圧に加えて、番組当初から伸び悩んだ視聴率。主役は自分で本当によかったのだろうか……。弱音を吐けなかった松ケンが、明かした初めての本音だった。そんな“悲痛”な思いを語った松ケンの打ち上げ会場での様子を、前出のスタッフはこう話す。
「共演者同士がお酒を飲んで盛り上がっているなか、順番に壇上に上がり挨拶するスタッフたちの言葉を松山さんはたった一人で、黙って聞いていました。それが、彼なりの低視聴率に対する主役としての贖罪という印象を受けました。