15日、今年で10周年を迎えた丸の内商店会と、来年で創立60周年を迎える劇団四季がコラボレーションし、東京・丸の内でクリスマスツリーのイルミネーション点灯式が行われた。
壇上に登場したのは劇団員の青木朗さんと増田守人さん。舞台を終えてすぐに点灯式の会場に駆けつけた二人は、普段とはまたひと味違ったステージの雰囲気に緊張を隠しきれない様子。
1970年代から海外ミュージカルを演じるようになってから全国に知れ渡るようになった劇団四季は、『オペラ座の怪人』『CATS』などのロングラン上演の成功を収め、全国各地に専用劇場が建てられたことで、どこでも観劇できるようになったと前出の二名が語った。
この日、点灯式に華を添えたのは劇団四季を代表する舞台『オペラ座の怪人』のキャスト20名以上。ファントムがエスカレーターより登場し、舞台上でクリスマスツリーのスイッチを押すという演出だ。劇中で歌われるオール・アイ・アスク・オブ・ユー他2曲を披露。ファントムがクリスティーヌを抱きしめるなど、普段は劇場でしか見られない光景に、観客からは歓声が上がり熱い視線をステージに送った。
※丸の内の各商業施設では『Marunouchi Bright Christmas 2012
~劇団四季、丸の内をジャック。~』と題し、クリスマス期間限定のスペシャルイベントを来月25日まで開催予定。
※丸の内イルミネーション2012
期間:2013年2月17日(日)まで
点灯時間:17:00~23:00(12月は24:00まで点灯予定)
場所:丸の内仲通り(有楽町~大手町/約1.2km)