11月17日、都内で著書『ありのままに「三度目の人生」を生きる』の出版記念握手会を行った、歌手の西城秀樹(57)。
同著は、昨年12月に脳梗塞を再発し、人生観や生き方についてもガラリと変わったという西城の「ありのまま」の想い、そして生き様がつまった一冊となっている。
懸命なリハビリを経て、日常生活には困らないほどまで回復した西城。「いろいろなことに感謝しています。家族や幸せというものの考え方も変わった気がします」と本格復帰にあたり、リハビリ生活を振り返った。
また、先日「還暦で引退する」との報道があった西城だが、真相について聞かれると、「僕は全然言った覚えがないんですよ。だからもうほっといてあります」と完全否定した。今後の活動については、「もっともっと視野を広げていきたい。自分の可能性にチャレンジしたいですね。アート方面とかね。歌うだけじゃなくって。それが“引退”っていうふうにひとり歩きしちゃったんだと思う」と“引退説”について自身の解釈を説明した。
(撮影:桑原靖)