12月7日、東京・青山葬儀所で先月10日に亡くなった森光子さん(享年・92)の葬儀が行われ、森さんと親交のあった各界著名人が参列した。
弔辞は歌手の近藤真彦(48)、福岡ソフトバンクホークス取締役会長の王貞治(72)、黒柳徹子(79)らが務めた。
王は、「今、目の前にある笑顔にもう会えないと思うと本当に残念です。あなたにどれだけ日本中のみなさんが勇気づけられたか。日本人の心の中にいつまでも生き続けています」と森さんに語りかけた。
黒柳は森さんの代表作、舞台『放浪記』で共演したときの衣装で、「約50年間もの間、仲良くしていただきありがとうございました。女学校の先輩後輩のような間柄でしたね。本当にありがとうございました」と涙ながらに話した。
弔辞の最後を務めた近藤は「森さん、本当にありがとうございました。今でも日本の、そしてジャニーズのお母さんです。5月に僕の親父が先にそちらにいっているので、サインでもしてやってください。そちらには、あなたを待っている人がたくさんいます。一段落したら、本当にゆっくりしてください」と語り、森さんを偲んだ。
また60年以上の親交のあった赤木春恵(88)は報道陣の取材に「森さんとは肉親のようにどんなときも一緒にいました。本当に寂しい。森さんは『私がキレイだった頃を知っている人には会いたくない』とおっしゃっていました。衰えを見せたくなかったのでしょう。ゆっくりと休んでください」と森さんとの思い出を振り返った。
(撮影/鈴木鍵一)