「スポーツ選手はどうしても値段に浮き沈みがあります。選手個人の成績はもちろんのこと、その競技自体が盛り上がっているかどうかも影響します。そんななかでも、石川遼(21)と澤穂希(34)の安定感は抜群ですね」

そう語るのは、大手広告代理店関係者だ。

今回、大手広告代理店が作成したCMギャラリストを独占入手。リストには、話題の有名人たちの2012年と今年の上半期のCM契約基準価格が並んでいる。

価格は実際に有名人側に渡る額ではなく、あくまで広告代理店がクライアントと交渉する際に基準として用いるもの。しかし、そこには彼らの人気の変化が如実に現れていた。

男子サッカーの長友佑都(26)と香川真司(23)の“海外組”が軒並み価格を下げるなど、波乱の1年となったスポーツ業界。そんななかで、急激な上昇を遂げた人物がいるのだとという。

「三浦知良(45)が価格を上げてきています。これは、フットサルの日本代表に選ばれ、再注目されたことが大きいです」

リストを見ると、昨年までは1000万円~2000万円だったのが、今年になって3000万円の大台にのせている。

「40歳をすぎても新たな舞台で復活を遂げるその姿勢に、広告代理店やクライアントが強く共感を持っているみたいです」

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