「成宮さんは『最初は、この仕事を受けるのが怖かったんです』と言っていました。『10年も続いている作品に、自分が入って大丈夫なんだろうか』という心配が大きかったそうです」(芸能関係者)
現在、ドラマ『相棒 season11』(テレビ朝日系)で”3代目相棒”として出演中の成宮寛貴(30)。昨年8月から始まった撮影は2月末で終了する。主演の水谷豊(60)からは「歴代最高の相棒」と評価される成宮も、最初は不安いっぱいだったようだ。成宮は相当な覚悟を持って”相棒”を襲名したという。
「成宮さんは『撮影に入ってから、飲みに行くことがなくなりました』と話しています。『新入りの僕が(深酒のせいで)せりふを覚えていない、なんてことだけはしたくない』とも言っていますね」(テレビ局関係者)
成宮は自らを”酒豪”というほどの酒好きだという。別の芸能関係者は次のように話している。
「彼はカクテルなら何でも自分で作るというほど芸能界でも屈指の”酒飲み”です。以前は酔って道路で寝てしまったり、お酒の失敗談もあったみたいですね。しかし『相棒』の仕事が入ってからは、全くそんな話を聞きません。ドラマの撮影に全力投球するために、撮影期間の7カ月間の”酒断ち”を誓ったそうです」
大好きな酒を断つのは、尊敬する水谷のためでもあったのだろう。
「成宮さんは『僕、水谷さんみたいになりたいんですよね』と、常日ごろから口にしています。30歳の節目を迎え、彼自身も思うところがあるのでしょう」(前出・テレビ局関係者)
5月からは映画版『相棒』の撮影が行われ、『相棒12』の撮影も8月から始まる予定となっている。もちろん相棒は成宮だ。
「『相棒』に出演すると撮影で長期拘束され、自然とほかの仕事のオファーは受けられなくなってしまう。それだけに、彼のこのドラマにかける意気込みは相当なものだったんです。成宮さんの思いを水谷さんも感じているのか『彼にはこの現場で大きく育ってほしい』と話していました」(別のテレビ局関係者)
今年の『相棒』のスケジュールも超過密。当分、断酒の日々は続きそうだ。