「所さんが最近、親しい人に『還暦を過ぎても俺がテレビに出続けるのはどうかなぁ』と話すようになったんです。もともと多趣味な人だから、もう芸能界には固執していないみたいです」(仕事関係者)

 レギュラー番組7本を抱える売れっ子、所ジョージ(58)。そんな所がにわかにテレビからの引退を考えているというから穏やかではない。所は06年、スポーツ紙に、還暦後の人生設計についてこう語っていたことがある。
「60にも70にもなって、この仕事をするのかなって思ってきた。本数を減らして、埋まってるスケジュールを自分で管理したくなってきてる」

 確かに“隠居”は以前から考えていた様子だが、実際、現在発売中の『Quick Japan』106号のインタビューで、彼は“今後”についてこう語っている。
「本当はレギュラーは2本ぐらいでいい。でも各番組に魅力があるんで、どうしてもねえ。ただ、長いことはないよ。今、58歳だから、60歳ちょっとになったら(レギュラーを)一掃するんじゃないの。60過ぎのジジイがやるテレビなんて魅力ないもん!」

 芸能界を突然、引退した大物司会者といえば、上岡竜太郎(69)と島田紳助(56)。ともに55歳で身を引いた。
「確かに2人のことも頭の中にはあったと思いますが、芸能界で所さんに“60歳引退”を強く意識させたのは、さんまさんだと思いますよ」(前出の仕事関係者)

明石家さんま(57)は11年7月、『さんまのまんま』で「60歳くらいでテレビは引退する」と公言。その後、ほかの番組でも「60歳でテレビのレギュラー番組を辞めて、仲間たちと舞台をしたい」と主張しているが・・・。

「2人は約30年来の友人で、プライベートでも本当に仲が良く、ゴルフに行ったり、家族ぐるみの付き合い。たわいもない雑談をしながらも『これからどうする?』なんてお互い“第2の人生”についての話が出ることもあるそうです」(親しい知人)
 所は再来年1月、さんまも再来年7月に還暦を迎える。2人揃って突然、テレビから消えてしまったとしたら、確かに寂しいかも!?

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