4月3日、都内で『小澤国際室内楽アカデミー奥志賀』の記者会見が行われ、同アカデミーを立ち上げた小澤征爾(77)が出席した。

2010年に食道がんの手術を受けるも、術後肺炎を発症し昨年から指揮活動を休止していた小澤。現在は体調も上向きなようで「こうやって会見しているくらいですから、体調はいいです。でも昔は食道がんなんて大病にかかったら死んでいた。僕はラッキーだし、神様にもらった命だと思って大事にしたい」と話した。

今年8月に開催される『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』で本格復帰予定となっている。コンサートに向けて「ジムに通ったり、早朝テニスをしたりしています」と体力づくりに取り掛かっていることを明かした。

(撮影/桑原靖)

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