4月6日、『めちゃ×2 祝ってるッ! 矢部浩之・裕子結婚披露宴 緊急生放送スペシャル!!』(フジテレビ系)の番組内で、ナインティナインの矢部浩之(41)と元TBSアナウンサー・青木裕子(30)が結婚披露宴を行った。
“公開披露宴”だったが、両家からの出席者は矢部家の長男・美幸さんだけ。青木家からの出席はゼロだった。青木家がテレビに姿を現さなかったウラには、ある事情があった。『めちゃイケ』生放送の数日前、犬の散歩から帰ってきた青木の母親を取材すると、こう話してくれた。
「両家全員での顔合わせはまだです。(矢部の)お母さんにはお会いしましたけど、お父さんは(足の具合がよくなく)外に出られないみたいで、まだ家族そろっては何も。ウチも、沖縄に住んでいる娘(二女・裕子の妹)に子供ができたばっかりなんでね。だから、(家族そろっては)あまり動けないんですよ。こんなことベラベラしゃべったら怒られちゃいます(笑)」
一足先に青木家には、もうひとつのおめでたい話が舞い込んでいたのだ。一方、兄・美幸さん以外は公開披露宴に出席しなかった矢部家。福岡にモデルプロダクションを構える兄のもとへ直撃しに行くと、希代のお笑い芸人を生んだ『矢部家』ならではの理由が判明した。
「(母は)パートが抜けられないんです。工場で働いていて、けっこう好待遇でなんと時給1,000円なんです。『東京まで行ったら、往復3万円はかかる。宿泊代を入れたら、もっとするわ。プラスマイナス考えたら、パート休めるわけないやん』と断言してました(笑)。貧乏暮らしが長かったですからねぇ。目の前のお金を、しゃにむに捕まえにいくんです。『今ある仕事を大切に』。矢部家の家訓です」
また、お父さんはヒザの状態が悪く、三男・龍弘さんは介護の仕事が忙しく出席できなかったそうだ。
「壮大なコントに付き合うよりも、日々の仕事が大事ってことですね(笑)。これが、ウチのおかんの方針なんです」(美幸さん)