「息子から電話があったのは3月半ばぐらいだったかな。『今、付き合っているコがいるんだけど』と言うから『誰?』と聞きました。息子は『”キンタロー。”って知ってる?そのコだよ』と。僕は知らなかったから『お前、男と付き合ってるのか?』って……」と明るく笑うのは堀場あきらさん(62)。前田敦子のモノマネでブレイクしたキンタロー。(31)の”公認彼氏”河口こうへい(32)の父である。
キンタロー。と河口の交際発覚は、4月2日放送された日本テレビ系の特番『好きになった人』だった。「ゲストの片思いの恋を応援する番組で、収録は3月初旬に行われました。キンタロー。は玉砕覚悟で臨んだようですが、まさかの『交際OK』に、あっちゃんのモノマネのネタではなく、本気で号泣していました」(テレビ関係者)
あきらさんは、キンタロー。と初めて会話したときのことをこう振り返る。「息子が『今、彼女が横にいるんだけど』と電話で言うので、代わって、キンタロー。ちゃんと初めて話しました。彼女が『こうへいさん、優しいんです』って言うから、僕が『うちの男はみんな優しいんです。度胸がない分、優しくするしか能がないんですよ』と言ったら、笑っていました」
実は、あきらさんは”バツ2”で、河口は最初の奥さんの子だ。「家庭がちょっと複雑だったからぐれちゃっても仕方なかったと思うけど……」とあきらさんは言うが、河口は家族思いの優しい子に育った。そんな息子が交際を決意した彼女の第一印象について、父はこう語る。「しっかりした女性だと思いました。後でネットで調べたりテレビを見たりして、どういうコかわかりました。それから息子に『いいんじゃないの、4頭身で』ってね(笑)。うちのかみさんも”4頭身”だから。親子して4頭身の女性と付き合うなんて遺伝だね」
あきらさんは自分自身も劇団を運営しながら芝居をしていた経験がある。現在も地元・石川県では名の知れたマジシャンだ。あきらさんは、2人の将来について次のように語る。「キンタロー。ちゃんは明るいし、いいコだと思いますよ。芸人としても突っ込みのリズム感があるし、センスあるな、と思います。お互い芸を伸ばしていけるような形で、2人で生き方を助け合えるような、そういう付き合い方ができるといいですね」