初夏の陽気となった5月上旬。お昼をすぎたころ、サングラスにロングヘアを後ろに束ねた小雪(36)が、自宅マンションから姿を見せた。1月10日に第2子となる長女を出産してから4カ月。カットソーにロング丈のベスト、タイトなパンツにスニーカーを履いた小雪は、本誌が2月に目撃したときより、2~3キロほどシェイプアップしたように見える。

2人の子供は夫・松山ケンイチ(28)が面倒をみているのか、自宅前で迎えの車に乗り込むと都内の美容クリニックへと向かった。長男を出産した直後も訪れていたところで、産後ケアなどにも定評があるクリニックだ。30分ほどでクリニックを後にすると、再び乗った車は次の目的地へ。着いた先は区役所だった。小雪はひとり慣れた足取りで中へと入って行った――。

「小雪さんは昨年、長男を出産してからずっと公立保育園を探しています。現在、3つの保育園を同時に申し込み、空き待ちのいわゆる“待機児童状態”なんです。定期的に自ら区役所に足を運んでは、保育園の情報を収集しているそうです」(ファッション関係者)

昨今、妊娠中から申請をしても保育園に入れないほど、待機児童問題は深刻な社会問題になっている。公立保育園の入所は、各自治体が“その家庭がどれだけ保育園に入る必要か”を判断。その必要性が高い家庭から順に入所が認められていく。そのため、管轄の役所に嘆願書を出す主婦まで出るほど、競争は過熱しているという。

「芸能人夫婦なので“お金をかけた育児”をしていると思われがちですが、小雪さんは子供たちを一般の家庭と同じように育てたいし、“普通のお母さん”でありたいと思っています。そのため、彼女は私立ではなく公立保育園への入所を強く望んでいるんです。小雪さんは3月にドラマ『女信長』で復帰しましたが、育休中よりも仕事復帰しているほうが入所を認められやすいと聞きますしね。二男の出産もひと段落しましたし、再び“保活”に力を入れ始めたのでしょう」(前出・ファッション関係者)

40分ほどで区役所から出てきた小雪は、車で近くのベビー用品店へ。店内で小雪が手にしたのは可愛いプリントがあしらわれたベビー服。店員と談笑しながらいろいろな柄を見比べている。しばらく悩んだ後、彼女は長女のためのベビー服とスイス製のおしゃぶり、ベビーカーに付けるおもちゃを購入。そして、笑顔で子供たちの待つ自宅へと帰って行った。 育児の合間、わずか3時間の自由時間も、小雪はママとして2人の子供たちのために奔走していた――。

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