「福山雅治さん(44)は、ドラマ『ガリレオ』が大ヒットするなど露出が増えていた上に、出演映画『そして父になる』がカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しました。額も500万円程度アップして、最高値では水谷豊さんに並んでいます。今後も更なる躍進が期待できそうです。水谷豊さん(60)は金額的には横ばいですが、ベテランならではの安定感とドラマ『相棒』の人気も手伝って、“広告効果がもっとも高い俳優の1人”と言われています。今後も価格を落とすことはまずありえないでしょう」

そう語るのは、大手広告代理店関係者だ。今回もおなじみ、大手広告代理店が作成したCMギャラリストを独占入手。リストには2012年下半期から2013年上半期にかけて、そして2013年上半期から下半期にかけてのCM契約基準価格が並んでいる。そこから本誌が話題有名人60人を選抜し、どこよりも早くランキング形式で掲載!価格は実際に有名人本人のもとに渡る額ではなく、あくまで広告代理店がCMを出稿する企業と交渉する際に基準として用いるもの。しかし、そこには今の芸能界の世相が如実に現れていた。

ドラマの不調が続き俳優たちのCMギャラが伸び悩むなか、確実に結果を出しギャラを伸ばしている“勝ち組”もいるという。福山雅治は3000万円~3500万円(交渉可)が3500万円から4000万円に。水谷豊も上がりこそしていないが、4000万円と高水準で維持している。

また、民放ドラマが不調のなかで注目を集めているのがNHK。大河ドラマ『八重の桜』に出演中の長谷川博己(36)は500万円が1000~1500万円(交渉可)に、綾野剛(31)は1000万円~(交渉可)が1000~1500万円(交渉可)に。綾瀬はるか(28)は4000~5000万円、西島秀俊さん(42)は1500万円(交渉可)とそれぞれ価格は据え置きだったが、評価は高かった。

「意外だったのが、『あまちゃん』で大ブレイクしている能念玲奈さん(19)が1000万円から1500万円の500万円アップだったということです。まだ駆け出しのため様子見のようですが、今年の最注目株であることは間違いありません。大河ドラマ『八重の桜』で注目された長谷川博己さんや綾野剛さんなども着実に芽が出始めています。西島秀俊さんの価格は据え置きですが、評価は高い。今後、2千万円の壁を試すことになっていくでしょう。主演の綾瀬はるかさんは、もはや磐石です」

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