7月28日放送のトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)で「結婚宣言」をした桃井かおり(62)。番組では「来年(結婚)するよ、私。今年か来年したいかなって」と、初めての結婚に踏み切ることを言明したのだった。この発言の真相について、桃井の親族のひとりが次のように明かす。
「その彼とは、かおりに紹介されて食事もしました。米国人? いえ、恋人は日本人男性です。彼の印象ですか? う~ん。かなり地味な感じの男性ですかね。でも昔から、かおりが結婚を考えるほど本当に好きになる男性は、地味なタイプの男性ばかりだったんですよ」
今年1月の会見で、桃井は「年上の一般人と同棲しています。国籍はナイショ」と語っていた。
「現在、ロス在住の彼女は、これまで現地で外国人男性とのツーショットが何度も目撃されています。現地での目撃証言を受けて、そのときも『米国人男性と熱愛同棲』と報じられたんです」(スポーツ紙記者)
当の桃井自身は恋人の素性について、外国人であることを否定せず、いつもはぐらかすような発言をしてきた。だが、前出の桃井の親族はこう語る。
「彼女が外国人の男性を連れて歩くのは、ハリウッド女優としての自己演出みたいなもの。本当の恋人は、Aさんという同い年の日本人の音楽プロデューサーですよ。実はAさんと知り合ったのは、もう50年ぐらい前。かおりがロンドンにバレエ留学していた中学生のときでした。父親の仕事の都合でAさんはずっとロンドンで暮らしていた。言ってみれば、2人は幼なじみなんですよ」
音楽プロデューサーであるAさんについて、音楽関係者はこう説明する。
「Aさんは英語が得意なこともあって、社会人になってからも、ほとんどが海外暮らし。大手レコード会社の海外現地法人幹部などを歴任してきました。世界的なトップアーティストたちとじかに話ができる、数少ない日本人の音楽プロデューサーでもあります。現在の生活は、ロスが60%で、ニューヨークが40%。世界を股にかけ活躍している、業界の有名人です」
桃井がロサンゼルスに生活の拠点を移したのは、’05年のハリウッド映画『SAYURI』の出演がきっかけだった。
「その後、間もなくして2人は女優と音楽プロデューサーとして再会し、仕事上の付き合いもできたようです。ロスでの再会後、長い時間を飛び越えて2人は急速に関係を深めていったように思います」(Aさんの知人)
桃井の所属事務所に「結婚宣言」の相手はAさんではないか、と聞くと、「Aさんが幼なじみとは聞いています。ですが、桃井の恋人とは聞いておりません」と、回答があった。だが、桃井の親族はこう漏らす。
「かおりが62歳になって結婚を選択したということは、2人の間にあった“結婚の障害”がなくなったということじゃないでしょうか。Aさんには妻子がありましたからね。その問題がクリアになったということだと思います」
“恋多き女”が長い回り道を経て辿り着いたのは、“初恋の同級生”だった。