8月16日、来年1月開始の大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK総合)の出演者発表会見が同放送局内で行われ、竹中直人(57)が豊臣秀吉役、江口洋介(45)が織田信長役を演じることが新たに発表された。

 竹中が大河ドラマで秀吉役を演じるのは、『秀吉』(’96)以来2度目。「まさか自分がもう一度秀吉を演じることになるとは」と感慨深げに話した。18年ぶりに秀吉を演じるということで、「もうジジイになっちゃって。走り回るのに、足もひざもボロボロで心配」と弱気な発言で会場を盛り上げた。

 「秀吉は前回と同じ流れで演じるか」と記者から聞かれると、竹中は「まっさらな状態で頑張ります。現場に入って感じたものが形になっていくと思うので」と答え、新たな秀吉の演技に期待を持たせた。

 いっぽう江口は「信長はカリスマ性のある男なので、プロデューサーからは『神のように演じてほしい』と言われました」と明かした。「衣装合わせでカツラとヒゲを付けた瞬間、『あ、こういう男か』と自分の中で動き始めました。戦国の世でトップを走り、時代をつくりかえた男の生きざまを演じたい」と意気込みを語った。

(撮影/桑原 靖)

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