「父の純一郎元首相は、親しい関係者をつかまえては“『名もなき毒』は本当に面白いぞ”とうれしそうに勧めています」(自民党関係者)
小泉孝太郎(35)が主演する月曜20時からのドラマ『名もなき毒』(TBS系)。これを父・純一郎元首相(71)が大絶賛しているという。これまで、元首相は孝太郎の演技に対して厳しかった。
「元首相は、孝太郎さんが出ているドラマはこれまですべてに目を通しています。孝太郎さんは、もともと父のことを“私設演出家”と呼んでいるそうですね。NHK大河ドラマ『八重の桜』に将軍・徳川慶喜役で出演した孝太郎さんは、元首相から『人物解釈が間違っている!』と毒舌を浴びせられたそうです」(後援会関係者)
父からのダメ出しに、孝太郎は相当なショックを受けていたそうだ。
「元首相は孝太郎さんが出演したドラマの感想をすべてメモし、進次郎議員を交えて3人で定期的に食事する席でこれを発表するそうですね。孝太郎さんは父のアドバイスには耳を傾けているそうです。しかし、彼は父の的外れなアドバイスに『ときどきカチンとくる!』と父の演技指導が頭にくることもあるそうです」(前出・後援会関係者)
そんな元首相だが、今回の『名もなき毒』の父親役の演技は、お気に入りだという。
「これまでデビューから11年、一度も演技を褒めたことのなかった元首相ですが、今回の孝太郎さんについては『いい芝居だった。何より脚本がすごくいい!』と初めて評価したそうです」(前出・自民党関係者)
しかし、演技には素人である父からの“演技指導”があだとなったのだろうか。視聴率は第6回の放送で7.7%と残念ながら苦戦中だ。それでも、元首相は視聴率のことなどまったくおかまいなしで応援中……。
演技面では高い評価を得ている孝太郎。しかし、父の毒気は強烈だった!?