’92年の統一教会・国際合同結婚式参加を機に、芸能活動を休止していた桜田淳子(55)の20年ぶりの復帰が話題を呼んでいる。今年は歌手デビューから40周年にあたり、10月23日にはアルバム『Thanks40〜青い鳥たちへ』を発売。CD2枚とDVD、”スペシャルBOOK”のセットだ。

 さらに、このアルバム発売を記念して、11月26日に東京・銀座の博品館劇場でファンイベントを開催するという。桜田がステージに立つのは、’91年の舞台『ぼく東綺譚』以来、実に22年ぶりのこと。アルバムを発売するビクターエンタテインメントの担当者は言う。

「桜田さんから『40周年ですから、私から直接ファンの皆さんに感謝の言葉を伝えたいんです』と、申し出があり、”ファン感謝DAY”を企画することになりました。ファンの顔が見える距離での交流会にしたいということで、約400席の博品館劇場が会場に選ばれたんです」

 “もう一度舞台に!”そう桜田に決意させたのは、今年5月の“芸能界の父”ともいえるサンミュージックプロダクション・相澤秀禎会長(享年83)の急逝だったという。桜田をよく知る音楽関係者によれば……。

「淳子はオーディションで合格すると相澤さんの自宅に下宿し、相澤さんも彼女を娘同然にかわいがりました。“相澤さんに復帰した姿を見せられなかった”ことを彼女は悔やんでいました。10月発売のアルバムの曲は彼女本人が選んだそうですが、“いつかもう一度歌手として……”という彼女の強い思いが伝わってきます」

 相澤さんの逝去から6カ月後のファン感謝イベント。桜田は鎮魂の思いも胸に秘め、舞台に立つ。

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