《最愛の母が天国に旅立ちました。母を愛してくださった皆さまに心から感謝申し上げます》
 9月6日、ツイッターで実母 (享年80)の死を報告した布袋寅泰(51)。昨年夏から生活の拠点をロンドンに移し、家族で移住していた布袋だが、今回、妻・今井美樹(50)と長女(11)とともに緊急帰国。6日に都内で営まれた密葬に出席した。

「布袋さんのお母さんが亡くなったのは9月3日だったと聞いています。布袋さんが喪主で、身内だけの葬儀でした。今井さんと娘さんも列席していました。
お母さんは数年前から足が悪くなり、半年ほど前に脳梗塞で倒れ、病院に運ばれました。結局、一度も意識が戻ることなく亡くなりました。布袋さんはお母さんを看取ったそうです」(布袋夫妻の知人)

布袋の隣で義母を見送る今井の姿もまた、憔悴しきった様子だったという。
「ロンドンに移住する前まで、お母さんは布袋さんの自宅から徒歩数分のマンションに住んでいました。渡英が決まると、お母さんは毎日のように息子の家を訪ね、今井さんと一緒に食事を作り、孫の英語塾にも付き添うなど、長女の子育てのサポートも引き受けていました」(前出・知人)

 今井はそんな義母を実の母のように慕っていた。
「布袋さんと今井さんの交際が発覚したのは、布袋さんが前妻の山下久美子さんと別居中のことだったため、当時2人の関係は“略奪愛”と騒がれました。周囲からのバッシングも聞こえてくるなか、今井さんは『あなたが幸せならそれでいいの』という義母の言葉に、とても励まされたそうです」(音楽関係者)

 今年の母の日、今井はロンドンから実母と義母への感謝の気持ちを、自身のホームページにこう綴っている。
《2人の母へ。ずっとずっと、溢れる愛で私たちを支えてくれて、ありがとう。離れているけど、いつもいつも、あなたを思っています》

 いまの自分たちがあるのは母のおかげーー。最後の別れのとき、涙にむせぶ夫妻は母にひと言、「ありがとう」と告げた。

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