9月30日放送の初回視聴率が22.0%を記録したNHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』。大ヒットした前作『あまちゃん』を上回る初速となった。そんな新“朝ドラ”の現場を盛り上げているのが、ヒロイン・卯野め以子を演じる杏(27)だ。
「主演である杏さんがムードメーカーの役割を果たしてくれています。メーク室の椅子にブーブークッションを仕込んだり、セットにおもちゃのゴキブリを置いて共演者を驚かせるなど、現場を明るくするため積極的に動きまわっていますよ」(ドラマ関係者)
だが第一週は、め以子の幼少期を描いていたため、杏はほとんど登場せず。そのため「杏が出演する第二週以降が勝負」と言われ、彼女には重圧がのしかかることになりそうだ。
「杏さんもかなりの“食いしん坊”とは聞いていましたが、これほどとは……」と語るのは、前出のNHK関係者。『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー『グルメチキンレース ゴチになります』の出演経験もあり、食に貪欲な杏。だが、そのあまりの“食べっぷり”には、スタッフも仰天!
「杏さんは、カットの声がかかっても料理を食べる手を止めずほとんど食べてしまう。そのため、収録中に食べられなかった料理は “杏さん用”としてスタジオの隅に取り置きされています(笑)。一度、朝ごはんのシーンを7回連続で撮ったことがあったのですが、そのあとも彼女は取り置きされていた料理を食べていました。わざわざ調理場まで足を運んで食材をもらい、自宅に“お持ち帰り“することもあるそうですよ」(前出・NHK関係者)
止まらぬ食欲に、現場スタッフから「過食気味では!?」と心配の声も上がっているという。
「ある収録で、鍋料理の中に普段は捨ててしまう鰻の頭が入っていたんです。収録後、誰も手を付けなかったのですが、杏さんは『どんな味か気になる!』と食べてしまいました。共演者は若干引き気味でしたが、本人はケロッとしていました。最近では『どんなものでも杏さんなら食べられる!』と妙な信頼感を得ています(笑)」(前出・ドラマ関係者)
重圧におしつぶされるか、それとも『あまちゃん』ブームさえも食ってしまうか。新“朝ドラ”の命運は、ヒロイン・杏が握っているーー。