シリーズ第2作となる『ドクターX~外科医・大門未知子~』も、高視聴率スタートを切った米倉涼子(38)。その大門未知子をはじめ、米倉涼子には“男前な女”が似合う。

「二十歳くらいから“男らしい女性になりたい”って思って意識していたので、男らしいところはあるかも。ただ、言いたいことは言うけど意気地なしのところもすごくあるし、頼りにされて相談されても『だよねえ』くらいしか言えないから、正直誰の相談にも乗りたくない(笑)。実際の私はみなさんが抱いているイメージとはちょっと違うと思いますよ」(米倉・以下同)

 その率直な物言いに潔さを感じて、そう伝えると彼女はこう切り返す。

「潔い人って素敵だなって思うけど、私は、たとえばいらないと思ったものでも“このバッグちょっと高かったしなあ”とか“昔好きだったからまた大事に思うときがくるかも”とか思い出してなかなか捨てられなくて。努力はしているんですが、私にはそういう潔さがないんですよね」

 健康について尋ねても「わかってはいるけど何もしていませんね」と即答。もっとストイックな人かと思いきや、なんだかとても自然体。自身の未来像って?

「うーん。これからは、富士山みたいになれるよう頑張ります。裾野は広くて土台はしっかりしていて、上に登るほど削ぎ落とされていって……。そのためにも、物の整理とか気持ちの整理とかいろいろ身の回りを整理しないと。でも、今は目の前の医療用語を覚えなきゃって感じです。覚えてもすぐに新しいのがきますしねえ。ひとまずこの3カ月間は難しい漢字との闘いの日々です!」

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