今年7月、地元・函館で“凱旋ライブ”を開催し、5万人を動員したGLAY。そのメンバーの姿が、10月下旬の夜、東京・銀座にあった。
高級和食店の前に横付けされたワンボックスカーから降りてきた長髪の男性は、リーダーのTAKURO(42)。続いてハット姿のHISASHI(41)が降りてきた。別のワンボックスカーからは、金髪のマッシュボブをしたJIRO(41)が。
実はこの会合、彼らを招待したのは、函館の工藤壽樹市長ら地元の名士の面々。
「ライブが町おこしになったお礼をしたいと、市側がGLAYを招いたそうです」(前出・函館市関係者)
この日、TERU(41)は、妻・PUFFY大貫亜美(40)の体調不良で欠席。この店は、フロアの中に楽器の演奏スペースがある。
「女性ハープ奏者が、サプライズでGLAYの曲を2曲演奏したんです。音色が彼らがいた個室に聞こえてくると、3人はハッと顔を見合わせ、感激した様子で部屋を出て、演奏に聞き入っていました。演奏が終わると、歩み寄って『ありがとうございます』と握手を求めていました」(前出・函館市関係者)
25年前と同じピュアな気持ちのままでいるメンバーたち。これからも地元の期待に応え続けてほしい――。