「実は今年の夏ごろ、中森明菜さんの歌手復帰に向けて『そちらの事務所で復活させてくれませんか?』という話があったんですよ」
こう明かすのは、大手芸能事務所の幹部。
先日、一部女性誌で3年ぶりの姿が公開された、中森明菜(48)。記事によれば、明菜は“1カ月外出ゼロ”の引きこもり生活を送っており、撮られた写真を見ると頬がこけ、表情も暗かった。やはり再起は遠いのかーー。
だが、そんな明菜の“復活プロジェクト”が、密かに進められていたという。これまで何人ものタレントを“再生”してきた、実績のある大手事務所にオファーが持ちかけられていたのだ。
「いま明菜さんの企画を進めているテレビ局の関係者が、『明菜に興味ありますか?“世紀の復活劇”を手がけませんか?』との話を持ち込んできたんです。こちらが『うん』と言えば、すぐに具体的な話をしたい感じでした」(前出・幹部)
だが、芸能レポーターの城下尊之さんはこう話す。
「明菜がいま、復帰を目指して必死に頑張っているという話は聞いています。ただ、明菜は家族でさえ信じられないほど、ひどい人間不信になっているようですからね。そのせいで、復帰に向けた打ち合わせでも、対人恐怖症のようになってしまって、計画も遅々として進んでいないようです」
明菜復活への動きを、親族はどう見るかーー。本誌は、清瀬市に住む明菜の父・明男さんを直撃した。
「そうですか。大手プロダクションも明菜に興味を示してくれているんですね。明菜を心配している私たち家族にとっても、大変な朗報です。まずは、ファンの前に立てるように体をしっかり治し、長いブランクからカムバックした華原朋美ちゃんのように、一から頑張ってほしいですね」
健康を取り戻し、人間不信も克服して、歌姫が不死鳥のようによみがえる日を待ちたいーー。