「去年12月4日に出演させていただいたFNS歌謡祭で、芸能界のお友だちと久しぶりに再会して。数日後、都内のレストランでみんなと食事をしたんですよ。千秋ちゃんとか相川七瀬ちゃん、それに岡本真夜ちゃん、MAXのみんなもいたんですよ。いろいろ相談にも乗ってもらって……。楽しかったです!」

 そう話すのは華原朋美(39)。昨年、芸能活動を完全復活させた彼女。本誌11月19日号では、明治天皇の玄孫の竹田恒泰・慶大講師(38)との交際を自ら明かし、大きな話題に。そして、12月には念願だったコンサートも大成功させた。彼女が世間を驚かせたもう一つの出来事が、FNS歌謡祭での小室哲哉(55)との15年ぶりの共演だ。

 華原は“元恋人”の小室のピアノ演奏で『I’m proud』と『I BELIEVE』の2曲を熱唱。15年前と変わらぬ美声を披露した。歌い終えた2人は、さまざまな思いを込めて、硬い握手を交わした。番組は平均18.8%という高視聴率を記録。
「小室さんと出会って始まって。そして別れがあって、孤独があって、病気があってみたいなね。今考えてみれば、本当にたくさんのことがありました。でもそれも、すべてあそこでああして謝り、握手をさせていただいたことで、そのすべてが吹っ切れた気がしたんです」

 4時間の生放送という長い本番を終えたとき、華原は改めてこう思ったという。
「あの場面で謝罪でき、小室さんも快く受け容れてくださったことで、自分の中で、彼とのことが少しずつですけれど、成仏させることができたかなって(笑)。私は今まで何を悩んでいたんだろうって思いました」

 それは言葉だけのことではない。華原と小室の間には、“これから”のことも進み始めようとしている。じつはFNSの本番直後、小室にこんなお願いをしたのだと、本誌に打ち明けてくれた。

「これまでのことに区切りをつけて……。新たに何かを発信したいーー。やっぱり、それは歌。ゆくゆくは小室さんに曲を書いて頂けたらいいなと思って、それをお願いしているんです」

 簡単な願いではないだろう。小室からの返事が気になるが……。
「ひとつの思いに区切りがついて、新たなまた旅立ちがそこに生まれるーー。本当にそうなってくれたらいいですよね。この気持ちが通じてくれたらいいなって思ってます」

 次々と予想外の活躍を見せ、ファンを驚かせてくれる華原。今年はどんなサプライズを見せてくれるだろうーー。

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