3月6日、“欽ちゃん”の愛称で親しまれる萩本欽一(72)が東京・中央区の明治座で欽ちゃん奮闘公演 THE LAST『ほめんな ほれんな とめんな』の公開稽古を行った。
公開稽古では共演者に抱きかかえられるシーンで足をバタつかせるなど、得意のコミカルな動きを披露した萩本だが、同作で明治座での公演を引退することを発表。2003年から公演を行ってきたとあって、萩本も「最後のセリフを言うときついつい客席から目をそらしちゃうんだ」と寂しそうに心境を語った。
理由について萩本は「大きな舞台だと疲れちゃう」とこぼし、「息が切れて体が動かなくなって・・・自分の最高をわかってるからその途中で止まるのが申し訳ないんです」と舞台にかける熱い思いゆえの引退であることを告白。しかし、「大きな舞台はさよならだけど、まだ全部さよならってわけじゃないよ」と今後も芸能活動を続ける意向を明らかにした。
舞台『ほめんな ほれんな とめんな』は3月7日~同月30日まで明治座で開かれる。
(撮影/江口明裕)