4年前に、神奈川県鎌倉市内に居を移し、同棲9年の一般女性(39)と“事実婚”状態を続けている豊川悦司(52)。昨年5月、トヨエツが豪邸を新築中と聞きつけた本誌は、本人を直撃。すると、大好きなサーフィンを楽しむために、海の近くの中古の家を買ったが、大震災もあって、新しく建て直すことにしたと、にこやかに語ってくれていた。
あれから10カ月――。近所に仮住まいをしながら、トヨエツが完成を楽しみにする新居は、とんでもないご近所トラブルに巻き込まれていた。見晴らしのいい高台の中腹にある建築現場を見に行ってみた。本来ならば、もう家が完成しているはずの場所には、ガレージの入口らしいコンクリートの塀だけは作られているが、土のうが山のように積まれ、整地もされてない。
近所では、誰もが豊川の苦境を知っていた。
「あるお宅から、工事の騒音がうるさい、振動がひどい、もっと基礎を深く掘れ、工事のやり方がとんでもないと、何度もクレームを入れられて、そのたびに工事が中断しているそうです。工事業者も途中で変更になってしまって……」(近隣住人)
だが、苦情を言っている当人にも、切実な言い分があるはず。豊川にクレームを入れている、70代男性Aさんの家を訪ねて、ご当人を直撃した。
「確かに迷惑はこうむってるよ。前の家を壊してるときから、音は相当うるさかったよね。だからクレームがあるときは施工業者に言ってるの。言ってみたら、やっぱり静かになったんだよ。あんな有名人がって、腹は立ってるよ」
工事業者によると、完成までまだ1年はかかるという――。