「撮影当日の朝、江口さんの事務所から『腰痛で動けないので休ませてほしい』と連絡があったんです。織田信長という重要な役どころですから、その日も終日、撮影が入っていたんですが、『立ち上がることもできず、現場には行けない』とのことでした」(制作関係者)
NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』で織田信長を演じている、江口洋介(46)。その江口が今月上旬、腰痛を理由に急遽、撮影を休んだという。
「江口さんが休んだのは3日間でした。初期の椎間板ヘルニアで、大事を取って休養したそうです」(スタッフの1人)
いきなり江口が抜けた現場は、てんやわんやの混乱状態になった。もちろん、その日の江口が関わるシーンの撮影はすべて延期に――。
「江口さんが休養明けで復帰した当日には、普通に歩いていましたが、コルセットを巻いての演技はやはりきつそうでしたね。その日の撮影前に、江口さんは『ご迷惑をかけました』と頭を下げ、“まい泉”のかつサンドを共演者、スタッフみんなに差し入れで持ってきていました。江口さんの役に懸ける思いは本物。それを見て、スタッフたちも『こっちも一肌脱ぐか!』と俄然やる気になったんです」(制作関係者)
雨降って地固まる、となったようだ――。