10年10月に休養に入ったまま、公の場からいっさい姿を消している歌姫・中森明菜(48)。 トラブル続きだった明菜を10年以上にわたって公私ともに支えてきたのが、“明菜の恋人”とも報じられてきたマネージャーAさん(44)だ。
3年半前に明菜が“長期休養”に入って以来、病状や芸能活動への復帰について、さまざまな憶測が飛び交った。この間、明菜サイドの人間が口を開いたことは1度もなかった。 だがこの日、Aさんを直撃した本誌は、彼の口から明菜にまつわる“真相”を聞くことができた。
ーー明菜さんの近況を教えてください。いまの体調は?
「調子ですか? う~ん、まだ全然……。あまりよくなくて、療養を続けています」
思わず、苦渋の表情を浮かべるAさん。
ーー体調が悪いというのは、どんな様子なんでしょうか。
「寝たきりとかそういう状態ではないといえばないけれど、状態は悪いです」
ーーということは、復帰のめども立っていない?
「いや全然、立ってないですね、正直なところを言うと……。いまの段階では、何も決まっていないです」
Aさんも、思い通りに回復してくれない明菜の現状に、歯がゆさを感じているようだ。 1月にスポーツ紙が報じた明菜の“結婚スクープ”についても確認した。
ーー“神主と結婚へ”という報道もありました。
「実は、僕もわからないんですよ」
――えっ? ということは、明菜さんからの報告も……。
「僕のところにはないです。(結婚報道が)もし本当ならば、本人が言うでしょ、きっと。刑務所の中にいるわけじゃないんだから(笑)」
ーーファンを大切にする彼女は、“結婚”と書かれて、悔しい思いもあるのでは?
「そうでしょうね、きっと」
――自宅に引きこもっている明菜さんの買い出しや、食事までAさんが作ってあげている、という記事もありました。
「本当にどこで聞いてきたようなウソを平気で書くのか、呆れちゃいますよね。彼女は料理もうまいし、食事くらい簡単に自分で作れますからね。でも、知らない人があの記事を読めば、僕が毎朝毎晩、彼女のために食事を作ってあげてることになっちゃう。かわいそうですよ、彼女だって……」
言葉少なだったAさんだが、この食事の件に関しては怒りをあらわにした。“年内復帰”は叶いそうもない明菜。彼女はいま、ファンの思いに応えられず、苦悩している。だが、その満開の笑顔での復帰を、私たちはいつまでも待っているーー。