「こういうの、心がピュアになる気がしますね(笑)。いつもはTシャツにデニム、ジャケットとか——シンプルで動きやすい格好が多いので。色も、基本は黒が好きです」

 そう語るのは、ふだんは着ることのないという真っ白なワンピースに身を包み、ちょっぴり照れ笑いの剛力彩芽(21)。主演映画の最新作『L・DK』(東映・絶賛公開中)では、恋に奥手な女子高生・葵を演じている。

「監督には『葵は、明るいけど、元気ではない女のコ』と言われて、最初、難しいなって思いました。私はというと、元気ですし(笑)。学生のころはうるさかったですよ、友達と騒いで、先生とも仲がよくて、ダンス部だったのもあって、かなり活発でした。性格は……元気というか、ヘン?子どもっぽい?年をとるごとに幼くなっていっていますね。あ、でもこれはポジティブに言うと、外でも人に甘えられるようになった、ってことなんです」

 そんな彼女だが、“自分の女子力はゼロ”だと話す。

「女友達といると、カレシみたいって言われるんですよ。サプライズが大好きで、誕生日を祝ったり、驚く姿を想像したりするのが大好きなので」

 どうやら、私生活では男子力の高いイケメン・キャラのようだ。

「でも、生まれ変わったら男のコになりたいわけじゃなくて。また剛力彩芽になりたいです。男女はどちらでもよくて、剛力家に生まれられれば。あ、でも剛力家の男のコだったら、小柄だろうな〜。うち、家族みんな小柄なんです、私だけたまたま大きくなった感じで。みんな童顔だし、マスコットみたいな一家(笑)」

 昼の陽光を浴びて、甘く柔らかなオーラを放つ彼女。とても、女子力がゼロとは思えないのだが。

「あ、今、ひとつだけ女子力を思い出しました。私、料理をするんですよ。いわゆる『冷蔵庫の中身を見て作れる』というやつですね。なんでも作るし、お菓子も作るけど——いちばん得意なのは、やっぱり、だし入りの、甘くない卵焼きかな」