「’16年のNHK大河ドラマは、真田幸村をテーマに描かれ、主演も堺雅人さんで決まっています。三谷さんが脚本を担当し、戦国時代を舞台にするとは報じられましたが、実は三谷さんが監督を務めた映画『清須会議』に出演した佐藤浩市さんや大泉洋さんなどの出演も内定しているのです」(NHK関係者)

 ‘04年の『新選組!』以来の大河ドラマとなる三谷幸喜(52)。堺雅人(40)は、『新選組!』の山南敬助役、『篤姫』の徳川家定役、以来3度目の大河出演となる。

「三谷さんは『新選組!』で山南敬助を演じた堺さんのことを、シリアスな役からコミカルな役まで演じられる“いい役者”だと当時から評価していました。NHKが三谷さんに主演は誰にしようかと尋ねたところ、真っ先に堺さんの名前が挙がったのです。堺さんは、三谷さんからの熱烈オファーを受けて、主演の真田幸村を演じることを決めたそうです」(別のNHK関係者)

 堺の大河主演について、都内のマンションで三谷を直撃取材したが、「僕はちょっと、それは……、NHKさんの方に聞いてください。ごめんなさい」と、否定しなかった。
 再来年の大河の主役を堺が演じるとなると、来年の夏以降、ほかの連続ドラマに出演することは難しくなる。期待されている『半沢直樹』の続編はどうなるのか?

「この秋のドラマのラインナップは、もうほとんど決まっていますし、続編の可能性があるとすれば、来年の1月か4月クールしかないですね。半沢の続編のオファーもあったと思いますが、堺さんは悩みぬいた末に、半沢の続編よりも’16年の大河に向けて、真田幸村の役作りを重視することに決めたのではないでしょうか」(前出・別のNHK関係者)

 ここ数年、視聴率の低迷が続くNHK大河。堺主演で「倍返し」なるか!

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