「秒速で1億円稼ぐ男」、「ネオヒルズ族」などと持てはやされていた、Free Agent Style Holdings社長の与沢翼(31)。だが4月末、自身のブログで経営破綻を突如、告白。〈もはや物や金、見栄、プライドに対する執着を完全に消失した〉と肩を落としている。1月以降の国税局による税務指導、さらに提携カード会社の倒産などもあり、窮地に追い込まれたという。
凋落した彼を支えているのが、現役レースクイーンでグラビアアイドルの相原麻美(25)だ。2人の交際は、まだ半年に満たない。
「お金がないなら私の実家で皆一緒に暮らせばいい、なんて会話をしています」(相原・以下同)
与沢が“秒速で作った”彼女と、マスコミに取り上げられた相原だが、今の騒ぎが落ち着いたら、「すぐにでも結婚したい」と言い切る。
「彼にお金がなくなって、私が逃げたなんて言われたりしていますが、お金や物には執着していません。そもそもブランド品を買ってもらったり、プレゼントをせがんだことはないんです。私は、彼の純粋なハートや勉強家であるところに惹かれたんです」
相原の目にはいまの与沢を、「田舎の子が六本木に汚されたって感じです。今まで真面目だった人が無理やり不良グループに入れられたみたい」とみているという。
「でも、彼は絶対に復活すると思う。次のビジネスは決まっていないけれど、勉強量が凄くて、100冊くらい本を買って、1回読んだら、全部覚えちゃうんです。とりあえず、会社の税金を払ったら次が見える、と言っています。明るくなってほしいです。ふと気がつくと、天井を見つめてたりするので……」
与沢はまだ30を過ぎたばかりだ。「お前、こんな俺によくついてきてくれるね」と、彼女に苦悩の表情を浮かべているという男は、泡沫の夢からようやく目を覚ましたのかもしれない。
(週刊『FLASH』5月27日号)