昨年8月に山奥の寺院で密教修行を始めたものの、11月上旬には逃げ出していたことが女性自身の取材で判明した元『極楽とんぼ』山本圭一(45)。だが、あれから5カ月。彼は、ひそかに戻ってきていたのだという。

「といっても修行に集中しているわけではなく、山に出たり入ったりを繰り返しているみたいで……。数日間、姿を見かけなくなったと思ったら、車でまた戻ってくるんですよ」(地元住民)

 寺院を訪れた当初、山本は「1年は頑張る」と意気込んでいた。実際、修行開始直後は忙しく宿泊者を案内し、空いた時間には竹ぼうきで落ち葉を掃除する坊主頭の彼を記者が目撃している。だが修行は泊まり込みで休日もなく行われるため、3日でやめる人もいるほどの過酷さ。彼もまた逃げ出したことについて寺院関係者は「精神的にも肉体的にも疲れてしまったのだと思います」と語っていた。

 そんな辛い修行に、なぜ山本は再び戻ってきたのだろうか。本誌が再び密教寺へ向かったところ、寺の駐車場にはたしかに山本が使っている車が置かれていた。また、地元の業者もこう証言する。

「山本さんなら、お寺にいましたよ。一度いなくなったものの、今年に入ってからまた姿を見るようになりました。つい先日も届け物を持っていくと、ひざまずいてから両手で受け取ってくれました。去年よりもずっと痩せていて、精悍な顔立ちになっていましたね」

そこで本誌記者は寺院に向かい、直接話を聞いてみた。だが、寺のスタッフの1人は「山本さんは戻って来ていないですよ……。秋にここを出たきりです。戻ってくるという話も聞いていません」と語る。なぜ、すでに戻っていることを否定するのだろうか。そこには、“ある事情”があるようだ。前出の地元住民が怒りを込めてこう続ける。

「山本さんは車で山に入っていくとき、よく女性を同乗させているんです。つい先日もそうでした。由緒正しい寺院での修行中に、そんな軽率な行動をとっていいのでしょうか? もともとここは“女人禁制”の山。本気で修行に取り組むつもりがないのであれば、山に出入りしてほしくない。それが信仰している側の人間としての思いです」
 
出たり戻ったりを繰り返し、“女性同伴”の目撃談まで……。そんな煩悩だらけの修行生活では、寺院が“出戻り”を公にできないのも納得と言えるだろう。

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