七夕の夜、都内の牛タン専門店の2階にある個室から、「♪ハッピー・バースデー」の賑やかな歌声が響いてきた。
この日は、堤真一(50)の50歳のバースデー。堤は、17歳年下の美人妻と生後9カ月の愛娘、妻の兄弟らしき男性との4人で、誕生日の食卓を囲んでいた。この店は彼が独身時代に通った行きつけ。奥さんが堤に喜んでもらおうと、この店を予約していたようだ。
堤は、9月24日からはじまるNHKの朝ドラ『マッサン』への出演が決まっている。
「この翌日から、堤さんは家族のもとを離れ、京都で連ドラのロケに入ったそうなので、長く離れる前にというお別れ会の意味合いもあったのでしょう」(NHK関係者)
入店して1時間20分、女性従業員がチョコレートケーキを店の冷蔵庫から取り出した。どうやら奥さんが事前に用意して店に託しておいた“サプライズケーキ”らしい。「おめでとう」と書かれたチョコプレートが上に載っている。心のこもった“愛の演出”に、堤が照れながら「ありがとう」という声が聞こえてきた。祝50歳ということか、立てられたロウソクは5本だった。
この日の支払い額は全部で9千630円。お財布にもやさしい、大満足の誕生日だった。