後部座席が濃いスモークガラスで覆われた高級外車ベントレー。6月24日の午前11時過ぎに中森明菜(49)の事務所兼自宅マンションから滑り出たその黒塗りの車は、都心へ向けて一気に加速した――。
8月6日にベストアルバムを発売する明菜が、4年ぶりの新曲を極秘でレコーディングしていたことが報じられた。車を運転するのは明菜の“恋人”と噂されるマネージャーのA氏(44)。最終的に車が着いた先は、明菜が所属するレコード会社ユニバーサルミュージックだった。
「駐車場から直結したところに、録音スタジオがあります。社内の人間にも見られにくい、ガードの堅いスタジオです」(同社社員)
この日、A氏が運転する車がビルを後にしたのは、実に5時間以上が経過した午後4時過ぎだった。芸能リポーターの城下尊之さんが、明菜の現状と絡めて解説する。
「私の取材では、明菜は知っている人間の前になら出られるくらいまで回復しています。この日、気心の知れた音楽仲間だけが参加するレコーディングならば……ということで、彼女はスタジオを訪れたのでしょう」
たしかに、新曲のレコーディングが行われたのは6月下旬と報じられている。この日、記者が見たのは明菜の“再始動”現場だったようだ。