サッカー界の世界的スター、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手(29)が7月22日、単独で初来日。自身がイメージキャラクターを務めるスポーツ・美容器メーカー「MTG」社の新プロジェクト発表会に出席した。会場には国内外から500以上のメディアが殺到。1万人を超える一般応募者のなかから特別インタビュアーに選ばれたファン3人からの質問にも真摯に答えた。
ロナウド選手の来日は08年12月、クラブW杯に出場するため当時所属していたマンチェスター・ユナイテッドの一員として訪れて以来4度目。「日本はアジアのなかでも最高の国だと思う。どこへ行ってもきれいだし、みなさん優しい。何度でも来たい」と5年半ぶりとなる日本の印象を述べた。
また、今回幸運にもロナウド選手に直接質問する機会を得たファンのなかには、メモを片手にポルトガル語で「ロナウド選手とプレーするのが夢」と語る10代の少年の姿も。プロサッカー選手を夢見る少年に対し、「常に夢をもって、そのために努力してください。強い信念を持つこと、自分の力を信じること。100%で努力すれば夢は叶う」と力強いメッセージを送り、少年のTシャツにサインをプレゼントした。
ブラジルW杯ではグループリーグ敗退と悔しい成績に終わったものの、所属するレアル・マドリードでは昨季2冠を達成し、5年ぶりにFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)にも選ばれた。来季の目標について聞かれると、「ベストを尽くし、タイトルを取るための努力をして、最高のシーズンにしたい」と語ってみせた。
さらに、「今、レアルという世界最高のクラブでプレーできて幸せ。あと6、7年はプレーしていきたいと思っている。常にプレッシャーもあるし注目もされるが、ベストプレーヤーでありたいので100%以上の努力をして、また優勝したい」とさらなる活躍を誓った。