レンガ造りのアパートの一角。それは、5月24日に結婚したばかりの宇多田ヒカル(31)と、夫・フランチェスコ・カリアンノさん(23)の“愛の巣”だった。

「(イタリアで)結婚式をするときに、勤めていたバーに休暇を申し出たけど、休みをもらえなくて、店を辞めなきゃいけなかったと言っていたよ。気の毒にな……」と語るのは、2人を知る近所の住人。フランチェスコさんは一流ホテルでバーテンダーをしていたが、現在は失業中なのだという。

 実は夫妻はこのロンドンで、新たなプロジェクトも計画中だ。フランチェスコさんのロンドンの知人はこう語る。

「バーはクビになっちゃったけど、彼はラッキーだよね。ロンドンで2人の店を開くそうだよ。イタリア料理店? そのプランもあったそうだけど、いろいろ考えた末に、“日本食のレストランにすることにした”と言っていたね。(イタリアでの結婚式の後は)7月上旬まで、ヒカルと2人でニューヨークに行っていたそうだよ」
 
ニューヨークは宇多田が生まれ育った場所であり、昨年8月に亡くなった母・藤圭子さん(享年63)との思い出も多い。新婚旅行は母の追憶の旅でもあったようだ――。

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