≪やさしい雨の向こう側には、雨上がりの空が必ずあるのに――≫
こんな印象的な歌詞が繰り替えされるバラードの新曲『SWEET RAIN』を含む、中森明菜(49)のオールタイム・ベストアルバムが8月6日に発売される。
だが、入退院を繰り返し芸能活動を休止していた明菜の現場復帰は、厳戒を極めたものだったとテレビ局関係者は語る。
「この間も、レコード会社の宣伝担当者と話していたら、『僕らでさえ、今回、明菜さんとは一度も会えずじまい。それで今日まで来てしまった。販売プロモーションでやりたいことがたくさんあったのに……』と悔しそうでしたよ」
会えないだけでなく、「せめて写真を」「直筆メッセージだけでも」と宣伝担当者は明菜側に泣きついたというが、返答はすべて「NG」。社内でも「今の明菜さんはいったいどんな状態なんだ……」と囁かれているという。
「新曲が出るのに、“誰も明菜の姿を見ていない”なんて、真夏の怪談みたいだって社内でも言われているそうです」(前出のテレビ局関係者)
明菜が“雨上がりの空”を笑顔で見上げる日は、いつになるのか――。