「40年前に、この本の翻訳をしたあと、後味が落ち着かないような、ザラッとした違和感が残った。今回の最終章が加わることで、『そうだな、これでよかったんだよ』と納得するところがありました」 そう語るのは作家の五木寛之さん(81)。1970年代、全世界で4千万部のベストセラーになった伝説の小説『かもめのジョナサン』(リチャード・バック著)。五木さんが創訳した日本語版も260万...

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