俳優の佐々木蔵之介(46)が2日、都内で自身が主演する舞台『ロンドン版 ショーシャンクの空に』の制作発表に登場。佐々木の他、同じく主演の國村隼(58)、共演の三浦涼介(27)、板尾創路(51)、演出を手がけた白井晃(57)が出席した。この舞台の出演者18人は“男だらけ”ということで、それぞれが舞台への思いを語った。
同舞台の原作小説『刑務所のリタ・ヘイワース』(スティーブン・キング作)は1994年に『ショーシャンクの空に』として映画化され、アカデミー賞を受賞。2009年、舞台化された『ロンドン版 ショーシャンクの空に』はロンドンで好評を博した。その不朽の名作を前に佐々木は「有名な作品でプレッシャーもありますが楽しみ。強靭な精神が舞台で表現できたら」と意気込みを述べた。
今回は出演者全員が男性となっている。「男くさいのは慣れています。思いっきり楽しんでやりたい。部活のような芝居になるのでは」と余裕の佐々木に対し、國村は「男だけの舞台は初めてで、今から憂鬱でしかたない」と不安な様子。弱音を吐いた國村に板尾は「稽古が終わってから女性のところへ行けばいい。たいしたことではない」と言葉をかけた。
(撮影/柴田悟)