今年8月にフィンランドで行われたエアギター世界選手権でチャンピオンに輝いた名倉七海(19)が1日、都内で凱旋ライブを行った。名倉はライブを前に報道陣の取材に応じ、世界一の座を手にした感想とこれからの目標を語った。

 名倉は「1カ月たって、だんだん実感が湧いてきた。まだ信じられないところもあるが、嬉しい」と率直な感想を話した。日本人としてはダイノジ・大地洋輔(42)以来7年ぶりの優勝。「日本人にしかできないこと」を意識し、和柄の衣装や侍の要素を取り入れた演技を披露して世界中の脚光を浴びた。来年はディフェンディングチャンピオンとして出場する予定で「大地さんに負けないように2連覇したい」と闘志を燃やしていた。

 また、11月には吉田拓郎『こうき心』のカバー曲で歌手デビューが決まっている。「紅白にでたり、吉田さんとも共演できたらいいな」と抱負を語った。

(撮影/小山伸正)

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