10月12日、定額制動画配信サービス『dビデオ』で配信中のオリジナルドラマ『ハング』と『今日からヒットマン』のプレミアイベントが都内で行われ、『ハング』から市原隼人(27)と金子ノブアキ(33)、『今日からヒットマン』からは要潤(33)、山本美月(23)、菜々緒(25)が出席した。それぞれが作品や演じた感想を思い思いに語ったあと、登壇者の中から『男らしさNo.1』を決める企画も行われ、会場は終始盛り上がった。
『ハング』の感想について「“人生はちょっとしたことでくるっちまう”というセリフが印象的。ちょっとした出来事で違う自分になって、意見や考え方が変わってしまうかもしれないということを役を通して実感しました」と話した主演の市原。その真面目にコメントに対し、『今日からヒットマン』で主役のサラリーマン兼殺し屋を演じた要は「変身ものといえば僕、メガネといえば僕、(演じた)稲葉十吉は34歳で、僕も次で34歳だから、これはもう僕しかいないと思い、直談判しました。嘘です」とおどけた。
また、山本は監督から「(『ルパン3世』の)峰不二子とアンジェリーナ・ジョリーと足して2で割ってと言われた」という。「これがめちゃめちゃ大変だった」と話し、「ない色気を絞り出して頑張りました」と役作りの苦労を語った。
会見の最後には2作品のテーマである『社会の闇と闘う男たち』にかけて登壇者の中で“一番男らしい人”の発表がなされた。審査方法は心理学者・出口保行氏が出演者のこの日の言動をチェックし、分析するというもの。その“栄冠”は男性陣を差し置いてなんと山本の手に渡った。「絶対に言われると思いました」とは言うものの、感想を問われると「悲しいです……泣きそう」と涙ぐんだ山本。要から「泣いている写真が明日の一面ですよ!」と突っ込まれていた。
(撮影/高田太郎)